2020-07-09 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
この結果、一部の護岸の背後におきまして軽量盛土を用いることで作用する荷重が低減し、サンド・コンパクション・パイル工法による地盤改良の幅が小さくなるなど、より合理的な設計、施工等となることから、軽量盛土工法であるSGM工法を採用することといたしました。
この結果、一部の護岸の背後におきまして軽量盛土を用いることで作用する荷重が低減し、サンド・コンパクション・パイル工法による地盤改良の幅が小さくなるなど、より合理的な設計、施工等となることから、軽量盛土工法であるSGM工法を採用することといたしました。
年末の技術検討会に示された概略の資料によると、先ほど大臣もありましたが、ただ、海面から七十メートルの深さまで施工できるサンド・コンパクション船は国内に三隻しかありませんが、その全てを同時に使用する計画になっています。五十メートルから七十メートル未満のサンド・コンパクション船も五隻のうち三隻、埋立土砂の投入に使用するリクレーマ船も七隻のうち五隻を使用する計画になっています。
○鈴木政府参考人 今御指摘ございましたが、地盤改良に用いるサンド・コンパクション船、その他の船につきまして、今の計画におきまして最大使用隻数、これ以上の船舶が国内にあるということを確認しておりまして、実際に工事を行う際には、作業船の稼働状況を踏まえつつ、必要な船舶をしっかりと確保してまいりたいというふうに考えてございます。
地盤改良工事では、軟弱地盤に砂ぐいを打ち込むサンド・コンパクション船を使います。昨年三月二十八日の安保委員会で、二〇一七年の現有作業船一覧に基づいて、国内に十五隻しかないサンド・コンパクション船のうち、十一隻を辺野古の工事に確保することが可能なのかを質問いたしました。十分に検討を重ねた結果、施工は可能であるというのが防衛省の答弁でありました。
この結果といたしまして、一部の護岸の背後の埋立てにおきましては軽量盛土を用いることで作用する荷重が低減して、サンド・コンパクション・パイル工法によりますところの地盤改良の幅が小さくなるなどのより合理的な設計、施工となることでございますので、こうしたSGM工法を採用することとしております。
本年一月に沖縄防衛局においては、ボーリング調査を行った結果を踏まえて大浦湾側の護岸、埋立て等の設計、施工等に関する検討を行った結果、一般的で施工実績が豊富な工法、サンド・コンパクション・パイル工法などによって地盤改良を行うことにより、護岸や埋立てなどの工事を、所要の安定性を確保して行うことが可能であるということが確認されたところでございます。
○川内委員 一般的で施工実績が豊富なサンド・コンパクション・パイル工法という言葉が、大臣、ありましたね。確かに、一般的で施工実績は豊富です。
従来の設計概要のままでは円弧すべりが生じるという認識が前提にあって、サンド・コンパクション・パイルなどの地盤改良を行えば安定性を確保できる、埋立てが可能であるというのが平成三十一年一月の検討結果報告書です。 つまり、大浦湾の軟弱地盤は設計変更をして地盤改良工事を行わないと安定性を確保できないと理解していいわけですよね。お答えください。
Avf―c2層がなくAvf―c層のままなら、サンド・コンパクション・パイルなどで七十メートルまでの地盤改良をしてもC1護岸の安定性を確保できないのではないですか。確認しましたか。
○政府参考人(鈴木敦夫君) まず、御指摘の地盤改良の問題につきましては、先ほど御説明申し上げましたとおり、サンド・コンパクション・パイル工法等によりまして、その地盤改良の深さというのは、必ずしも十分に固く安定した土層、その土の層に達する深度まで施工しなくても構造物等の安定性を確保し得るものというふうに承知してございます。
のボーリング調査、あるいは土質試験、この結果から得られる情報によりまして、B—27の地点を含め、護岸の安定性の検討に必要な地盤の性状を把握することができること、また、B—27の地点におきまして、地盤改良工事がなされる地盤の下部である水面下約七十メートルから九十メートルの深さにかけて未改良の地盤が残されても、安定性を確保した護岸の施工が可能であること、また、この地盤改良工事に採用されますサンド・コンパクション・パイル
報告書を見ますと、その地盤改良に当たっては、サンド・コンパクション船とかサンドドレーン船というものを用いて、地盤の中に砂を繰り返して圧入する方法だとか地盤の中に砂ぐいを打ち込む方法でこの改良工事を行うというふうに説明があります。 ちょっと簡潔にお願いしたいんですけれども、この工法が信頼ができる方法であるのかどうなのか、ここは、辺野古の具体的な施工方法なども念頭に御説明いただきたいと思います。
ただ、他方、横浜の方の関係については、事業主体が横浜市でございますが、これは国内におきまして六十五メートルの最大施工水深で、サンド・コンパクション・パイルによって工事が行われたという実績がございます。
○鈴木政府参考人 御指摘のように、普天間飛行場の代替施設建設事業におきましては、サンド・コンパクション・パイル工法、サンドドレーン工法、これにおきまして約七万七千本で施工いたします。
○鈴木(敦)政府参考人 繰り返しで恐縮でございますけれども、十五隻のサンド・コンパクションを施工可能な船舶がございます。そして、最大におきまして十一隻が同時に施工する場合もある。こうしたことは、十分に検討を重ねた結果、施工は可能であるというふうに考えてございます。
○鈴木(敦)政府参考人 現有の作業船一覧という、二〇一七年版ですけれども、これによりますれば、サンド・コンパクションを施工可能な船舶は十五隻あるというふうに承知してございます。
これによると、最初の約二年間をかけてケーソン護岸や中仕切り岸壁を設置する予定の四カ所で、サンド・コンパクション・パイル工法による地盤改良工事を同時に行う工程になっているわけです。そのために、十一隻のサンド・コンパクション・パイル船を同時に使用する計画が書かれております。 防衛大臣、現在、国内で使用可能なサンド・コンパクション・パイル船は何隻あると認識しておられますか。
この報告書の中身は、調査の結果を踏まえて、護岸、埋立地等の設計、施工に係る検討を行い、その内容を整理したものでありまして、検討の結果、地盤につきましてはサンド・コンパクション・パイル及びサンドドレーン工法という工法を使って七万七千本を施工すると、また、最大施工深度は水面下約七十メートル、改良面積は約七十三万平方メートルで、護岸や埋立て等の工事を所要の安定性を確保して行うことが可能であるという結果を示
○国務大臣(岩屋毅君) そのサンドコンパクション工法やサンドドレーン工法で地盤改良工事を実施した場合、大気質、騒音、振動、土砂による水の濁り、海域生物に対する海底振動、ジュゴンに対する水中音といった環境負荷の増加量を考慮する必要があるが、このうち振動については環境負荷の増加がほとんど見込まれず、大気質、騒音、土砂による水の濁り、海域生物に対する海底振動、ジュゴンに対する水中音については、工事工程を調整
○国務大臣(岩屋毅君) ですから、その七万七千本のサンドコンパクション、あるいはサンドドレーン工法を行うという前提で、環境保全図書に定めるピークを超えないということを確認しているところでございます。
○国務大臣(岩屋毅君) サンド・コンパクション・パイル工法等による地盤改良の深さは、必ずしも十分に固く安定した土層、基盤に達する深度まで施工しなくても構造物等の安定性を確保し得るというふうに私どもは確認をいたしているところでございまして、いわゆる作業船の能力によって七十メートルでいいというふうに申し上げているわけではございません。
もう一つ、このサンド・コンパクション・パイル工法に用いる砂ぐいは素材に金属製のスラグも混ぜるということが想定されていると思いますけれども、これによって環境への悪影響の可能性が専門家から指摘されておりますけれども、この点はどうお考えでしょうか。
○政府参考人(鈴木敦夫君) これにつきましては、ここのサンド・コンパクション・パイルの工法の使用材料として砂ですとかれき石とか、その中の一部としてスラグ、こういうふうに記載しております。
地盤の検討に必要なボーリング調査等の結果を踏まえて、護岸、埋立地等の設計、施工に係る検討を行った結果、サンド・コンパクション・パイル、SCP及びサンドドレーン、SDを約七万七千本、最大施工深度は水面下七十メーター、改良面積は七十三万平米で施工することで護岸や埋立ての工事を所要の安定性を確保して行うことが可能でありまして、工事工程を調整することにより、当初の環境保全図書で予測された影響の最大値の範囲にとどめることが
その要点の第一は、いわゆる軟弱地盤と言われる問題につきましては、実績のある従来から存在する工法、サンド・コンパクション・パイルあるいはサンドドレーン工法等を使って安全性を確保して行うことが可能であるという結論を得ているということでございます。 それから、その際に、水面下約七十メートルまで施工するものは、全体の七万七千本のうち数%、約三・五%と思っておりますけれども、で済むと。
地盤の検討に必要なボーリング調査の結果を踏まえ、キャンプ・シュワブの北側海域における護岸等の構造物の安定性等について技術的に検討したところ、サンド・コンパクション・パイル及びサンドドレーンを約七万七千本、最大施工深度は水面下約七十メートル、改良面積は約七十三万平方メートルで施工することで、護岸や埋立て等の工事を所要の安定性を確保して行うことが可能であることが確認されました。
地盤の検討に必要なボーリング調査の結果を踏まえて、キャンプ・シュワブ北側海域における護岸等の構造物の安定性等について技術的に検討したところ、サンド・コンパクション・パイル及びサンドドレーン、これを約七万七千本、最大施工深度は水面下約七十メーター、改良面積は七十三万平米で施工することで、護岸や埋立て等の工事を所要の安定性を確保して行うことが可能であることが確認されました。
関空一期工事では、サンドドレーン工法で二十メートルほどの砂ぐいを百万本、護岸部にはサンドコンパクション工法で砂ぐいを、同じく砂ぐいを三万本打ち込んでいます。一方、大浦湾では、最も深いところは九十メートルまでサンド・コンパクション・パイル工法での地盤改良が必要とされています。 計画では、滑走路が陸域からはみ出し、そして海底も急激に落ち込み、山と谷が観測されています。
護岸部、岸壁部はサンド・コンパクション・パイル工法、埋立地内陸上部はサンドドレーン工法、海上地盤改良工程だけで約四年、間違いありませんね、大臣。これ、沖縄と同じ状況になっていますからね、イエスかノーかで。
可能だと申し上げましたのは、例えばサンドコンパクションですとかサンドドレーン、こうしたものの工法といたしまして、東京国際空港の再拡張事業におきまして、サンドコンパクション又はサンドドレーン工法で合わせて二十五万本、関西国際空港の第一期事業におきまして同じ工法による約百三万本、それから関西空港第二期事業において約百二十万本の、こうした実績ございます。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 土木工学的に申し上げれば、施工をこうした形のサンドコンパクション、サンドドレーンで対応するところの施工というのは、必ずしも固い基盤、そこまで施工する必要がない場合もあるということでございます。
したがって、改良工事が必要だということになりましたが、衆議院の審議のときにお答え申し上げたんですけれども、七十メートルのサンドコンパクションあるいはサンドドレーンという工法を使えば十分安定的な工事は可能だと。しかも、七十メートルをやらなければいけないのは全体の数%にとどまると、約七割は四十メートル以下の施工で済むということを私ども確認をいたしておりますので、工事はできます。
○岩屋国務大臣 その深度は最大のところで九十メートルあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、構造物等の安定性を確保するために必要な深度は七十メートルで、その下にかなりかたい粘土層があるということが、地盤工学会が発行している出版物に記載の分類によりますと、非常にかたい粘土層に分類される強度を有しているということが確認をされておりますので、最大でも七十メートルのサンド・コンパクション・パイル
サンド・コンパクション・パイル工法等による地盤改良の深さは、必ずしも十分にかたく安定した土層に達する深度まで施工しなくても、構造物等の安定性を確保し得るものと承知をしております。 それから、これまで、審査請求中でございますので、詳細については公表を控えるというふうに申し上げてまいりました。
○赤嶺委員 サンド・コンパクション・パイル工法というのは、今まで、海上で、軟弱地盤で空港などを使ったときに地盤沈下がどんどんどんどん起こっていく、それを是正するために日本の土木技術が開発した工法であるわけですね。 だけれども、七十メートルまでしかできない、そうであってもいいんだというんですが、確認したいんですが、だから、軟弱地盤は大浦湾では九十メートルまであるんですよね。